「練馬区の悲願」…大江戸線“延伸”へ 「鉄道空白地域」解消へ大きく前進

東京・練馬区が悲願と語る都営地下鉄大江戸線の延伸。都が歩み寄りをみせ、実現に向けて大きく前進しました。

■練馬区内に“3つの駅”を新設予定
東京都・小池百合子知事:「大江戸線の延伸につきましては、練馬区と一層連携を図って協議・調整を重ねながら課題解決の方策や進め方について、スピード感を持って検討を深めてまいります」
東京都の小池知事は今週、都営地下鉄大江戸線の延伸について、練馬区とともに協議する検討会を立ち上げる方針を示しました。

これまで練馬区は東京都に対し、30年以上もの間、「大江戸線」を区内の北西部に延伸するよう求めて続けてきました。

練馬区内には鉄道が通っていない、いわゆる「鉄道空白地域」が存在しています。
区の計画によりますと、現在は光が丘駅までとなっている路線をJR東所沢駅まで延伸し、区内に3つの駅を新設するというものです。

■区の“最重要課題”…住民「心待ちに」
新駅の建設が予定されている大泉学園町。現在、ここに住む人が平日の昼間に「バス」と「鉄道」を利用して新宿駅へ行く場合…。
まず、「バス」で大泉町六丁目から大泉学園駅北口までおよそ15分。その後、大泉学園駅から新宿駅まで「鉄道」を乗り継ぎおよそ35分。合わせておよそ50分かかります。それが、大江戸線が延伸されると乗り換えなしでおよそ30分になる見込みだといいます。

住民は…。

70代:「地域の人たちが待ちに待った話で、ぜひ早い実現を希望しています」
20代:「徒歩で最寄りの(西武池袋線の)大泉学園駅まで30分近くかかるので、大江戸線が延びてくれたら(新駅まで)徒歩5分もかからないので、早く通ってほしいなとずっと思っています」
60代:「本当に生きているうちにできるのかなという感じでしょうか。心待ちにしております、開通を」

練馬区の担当者は次のように話します。
練馬区 大江戸線延伸推進課・原田昭二課長:「区の最重要課題の一つとして取り組んでいる事業です。まさに練馬区としては悲願ですので、東京都と緊密に連携し区議会や区民の皆様と力を合わせて取り組んでいきたいと思います」

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000288973.html

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