このソースはニセソースだけど、
ガチで似たような記事はあるんよ



ストローに口をつけて、恐る恐る息を吸い込む。 
1滴、2滴と口に入ってきた薬は苦味を緩和するためのオレンジシロップの味がほんのりとするが、それでもひどく苦い。



あんなに望んだ安楽死のはずなのに、一向に踏ん切りが付かなかったのだ。ストローをくわえたまま、数分が経とうとしていた。

「ストップ。あなたはまだ死ぬべきでない」
 エリカ先生から、ついに制止の声がかかった。

 私は力が抜けた。正直、自分ではもうどうすべきか決められない気がしていたからだ。

https://bunshun.jp/articles/-/60442