長野県白馬村の「白馬八方尾根スキー場」付近でスノーボードをしていたとみられる男性二人が消息を絶ってから十五日で一週間になる。県警は捜索を打ち切り情報収集を続けている。

 大町署によると、行方不明になっているのは東京都世田谷区経堂五の会社員倉科一丸さん(31)と友人で長野県松川村の会社員小山賢一さん(34)。スキー場の上にある「八方池山荘」に出された登山届や目撃情報などから、二人はスキー場コース外のバックカントリーに入り遭難したとみられる。

 県警などは十二日までの四日間、北アルプスの唐松岳や八方沢など八方尾根の周辺一帯を地上と上空から捜索したが、有力な手掛かりは得られなかった。

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