父親の遺体遺棄容疑で息子を逮捕 埼玉 越谷

埼玉県越谷市で父親の遺体を自宅に放置したとして47歳の息子が逮捕されました。
調べに対し「父親の金をすべて自分のものにしたいと思い、誰にも連絡しなかった」などと供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのは埼玉県越谷市の山上竜太容疑者(47)です。
警察によりますと、同居していた77歳の父親の遺体を今月17日ごろから自宅に放置したとして死体遺棄の疑いが持たれています。
25日、「父親が自宅の居間のこたつで冷たくなっている」と容疑者から110番通報があり、警察官が調べたところ、こたつに横たわっている父親の遺体が見つかったということです。
警察の調べに対し容疑を認めたうえで「葬儀をしないといけないとわかっていたが、父の金をすべて自分のものにしたい気持ちがあり、誰にも連絡しなかった」と供述しているということです。
父親の銀行口座からは死亡の前後に現金が引き出された形跡があるということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20230226/1100016159.html