回転寿司店の迷惑客に店員が辟易「皿を取らずに“つまみ食い”する客」を注意した結果は

大手回転寿司チェーンで利用客による迷惑行為が相次ぎ発覚。SNS上では、醤油のボトルなどを舐め回したり、レーンを流れる寿司に唾液をつけたりする動画が拡散された。
「スシロー」を展開する株式会社あきんどスシローは迷惑行為に対して、「刑事、民事の両面から厳正に対処する」と発表。毅然とした態度を評価する声も多い。

とはいえ、このような迷惑行為は今に始まったことではない。大手回転寿司チェーン店でアルバイト経験のある2人の証言を紹介する。また、今回は飲食店で多発する迷惑行為の法的見解について弁護士に聞いた。

4人家族なのに「明らかにお皿の枚数が少なすぎる」
町田未来さん(仮名・30代)は以前、回転寿司店でアルバイトをしていた。そのなかでも、「衝撃的な“セコケチ家族”に遭遇したことがある」という。

「はたから見たら“普通の家族”といった雰囲気で、食事中は特に変わった様子は見られませんでした」

町田さんは、実際にその家族が何皿食べているのかまでは見ていなかった。しかし、会計の際に皿の枚数を数えていると違和感を覚えたのだとか。

座席の足元に大量の皿が…
「4人家族で食事したにもかかわらず、お皿の枚数が明らかに少ないと思いました」

よっぽど少食なのだろうか? しかしながら、その家族が食事していたテーブルを片付けていると……。

「座席の足元部分に皿が積み重なっていたんです。5枚ほどの高さが数列ほど並べられており、それは店員が気づきにくいところに置かれてありました」

その後、“セコケチ家族”は平然とした顔で来店したという。

「私は前回の不正を覚えていたので、お客様にはさとられないように食べたお皿の枚数を確認していました。その家族は、またしても座席の下にお皿を置いたんです。そして会計時、正直に『困ります』と言いました。次に発覚した場合には店長に報告する旨を伝えると、非常に不満げな顔をしていましたね」

以後、町田さんがシフトに入っているときにその家族を見かけたことはなかったという。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/09fd9894fd5a05ffdfa444ab094153f1aa5b1279