日本経済はこれからどうなるのか。モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)元日本代表の藤巻健史さんは「日銀の黒田東彦総裁の後任に、経済学者の植田和男・元日銀審議委員が就任する見込みになった。だが、誰が総裁になっても『日本円の紙くず化』は避けられない」という――。

2月10日、次期日銀総裁に植田和男・元日銀審議員を起用する、というニュースが飛び込んできた。14日には正副総裁の人事案が国会に提示された。総裁候補は植田氏、副総裁候補は氷見野良三前金融庁長官、内田眞一日銀理事だ。

このニュースで私が最も注目するポイントは、日銀マン、元日銀マン全員が次期総裁職を固辞したことだ。このことから日銀財務の悲惨さが垣間見える。

昔から日銀総裁は財務省と日銀が交代で就任する慣行があり、今回は日銀マンの番だった。しかも総裁職は日銀マンにとって「垂涎の的」であるはずだ。

しかし、日銀マン、元日銀マンは誰一人として職を受けなかった。

レバレッジを掛けるにあたり、金利の未来シナリオの一つとして、こんな意見があることを知りました。

長文ですが、融資を活用することの多い私たちは是非読んでおくべきと思い、共有させていただきます。

p.6の『金利は一気に暴れ出す』の項にある、1998年に、長期金利利回りが0.66%から2.4%に跳ね上がった事実が例示されていたりと、知って損のない情報も多々あります。

https://president.jp/articles/-/66766?page=1