>>80
・ アメリカ空母の方が搭載機数が多く、ミッドウェー島に基地航空隊もあった 「航空機の総数」では米軍の方が上だったらしい
・ アメリカのドーントレス艦爆が積める爆弾の炸薬量は、日本の九九艦爆の2.4 - 5.5倍あった
アメリカは鋼材が良質だったので、爆弾の殻を薄くしてより多くの炸薬を充填することができた
たぶん日本製の鋼材だと、殻を薄くすると着弾時の衝撃で破損したんじゃないかと思う

> 特に爆弾では、日米両海軍に著しい差が見られ、ミッドウェー海戦でドーントレスが投下した爆弾は、海軍専用薄殻爆弾「マーク9」。500ポンド爆弾では総重量約222kg、炸薬146kg。1000ポンド爆弾では総重量約464kg、炸薬332kg。
> (「パールハーバーの真実 技術戦争としての日米海戦 (PHP文庫)」参照)
> 日本海軍が使用した99式25番通常爆弾1型の91式炸薬が、約60kg。(「日本海軍の爆弾―大西瀧治郎の合理主義精神 (光人社NF文庫)」参照)
> つまり単純な炸薬量の比較で約2.4ないし約5.5倍の格差が生じており、急降下爆撃機にとって最も重要な爆撃能力の格差の解説が、抜けていると思われます。