OECDの韓国景気先行指数、14年ぶりの最低値を記録
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経済協力開発機構(OECD)が算出する韓国の景気見通しが今年に入っても下落傾向を続け、2008~2009年の米国から始まった世界金融危機以来、14年ぶりの最低水準まで下がった。韓国政府が期待する今年下半期の景気回復の可能性が次第に薄くなっていることを示すシグナルだ。

 26日、OECDが算出した主要国の景気関連指標によると、韓国の今年1月の景気先行指数(CLI: Composite Leading Indicators)は前月より0.13%下がった98.36を記録した。これは世界金融危機直後、深刻な景気低迷を見せた2009年1月(97.75)以来14年ぶりの最低値。韓国の景気先行指数は2021年5月(102.41)にピークに達してから今年1月まで、20カ月連続で下落傾向を続けている。また、昨年4月からは10カ月連続で基準線の100を割り込み、景気収縮の長期化を予告している。