飲食業にかかわる人や、学生時代は定期的に行う検査『検便』。
消化器内に寄生虫や細菌がいないかをチェックする非常に大事な検査なのだが、残念なことに自分の便を提出するのが恥ずかしいのか、自分のものでない便を提出したという話をよく聞く。
そんななかでも特に多いのが、犬や猫のウンチを検便に出すというイタズラだ。だが皆がやっているからといって軽い気持ちでこのようなことをすると、以下のような結果になってしまったという事例があることを覚えていただきたい。
「ヤバい菌が検出されて文化祭の出店取りやめにされた」
「多種多様の寄生虫が見つかり、大量の薬を飲まされた」
「再検査で病院に授業中連れて行かれて恥ずかしい思いをした」
「人間から今までに検出されたことのない菌が出て、「おたくの息子さんにいったい何を食べさせているんだ」と保健所の人に親が説教された」
「自費で再検査になった」
「検尿をしょうゆと緑茶でバランスの良い黄色に配合し提出したら蛋白の数値が即入院のレベルになってあとでバレ、怒られた」
「猫の尻にぎょう虫検査のパッチを貼って提出したら再検査になった」
……見る限りどれもロクなことにならなかったようだ。
いくら恥ずかしいとはいえ自分の健康を診断する大事な検査なので、絶対に犬や猫のウンチで検便を提出するのはやめよう。
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