山岡が「サルモネラ菌」の食中毒で倒れる。
健康な若者ならばさほど危険ではない。
海外では「鶏卵」が原因の「サルモネラ菌中毒」で死者が増加している。
サルモネラ菌は熱に弱いので加熱すれば大丈夫。
日本の卵は今のところ大丈夫だが、海外からヒナを輸入しているから汚染されたヒナが入ってきたら大変なことになる。
■サルモネラ菌による食中毒は、1990年代中頃から急激に増加し食中毒の代表格になった。
それ以前は、サルモネラ菌による食中毒はほとんどなく、卵は常温保存可能であり賞味期限の表示もなかった。

食品衛生法によって「卵の賞味期限表示」が義務化されたのは、なんと平成11年(1999年)という最近のことである。

 作中の医者が山岡に「ずいぶん卵を食べていますね」と言っているが、 卵がサルモネラ菌に汚染されている確率は、鶏卵1万個に2~3個の割合。
「家庭で起きる食中毒」の件数にすると、統計的にはフグ毒の中毒より発生件数は少ない。
 

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