もう何年も自宅から遠く離れた場所で働いており、春節と夏休みにしか家族に会えないという張さん。
この日は春節のために、単身赴任先から妻と子供のいる自宅へと帰る予定だった。
ところが自宅近くまで来たものの、既に遅い時間だったため、寝ている家族を起こさないようにと近くのホテルに泊まる事にしたという。
張さんがホテルの部屋に入ると、部屋のドアの隙間からコールガールの写真やプロフィールが書かれた名刺が差し込まれ、彼は興味をそそられ、名刺に書かれている番号に電話してコールガールを呼ぶことにした。

すると間も無くしてマスクをした女性がドアの前までやって来て、張さんは彼女を部屋の中へと招き入れた。
ところが女性は張さんの姿を見るなり、一旦脱いだコートを着て慌ただしく部屋を出て行こうとした。
張さんは慌てて女性を引き止めようとしたが彼女の顔を見て仰天することとなった。
なんと女性は彼の妻だったのだ。妻は張さんが単身赴任で不在なのをいいことに、コールガールとして副収入を得ていたようだ。
張さんは妻の行為が許せず、自分がコールガールを呼んだ事を棚に上げて彼女を床に押さえつけ、殴る蹴るなどの暴力を振るってしまったという。

その後警察がやって来たものの、暴力を振るった張さんだけでなく、妻もまた売春行為で逮捕された。
のちに張さんは8日間の拘禁刑および400元(約7830円)の罰金が科せられた。一方で妻の方は3日間の拘禁刑と200元(約3915円)の罰金が科せられたそうだ。

2人のことが中国のSNSで話題になり、最近になって中国メディアが報じたことで、さらに多くの失笑を買うこととなった。
SNSでは、「中国の人口が14億人と思うとすごい確率の出会いだ」「この夫婦は良い関係になると思うよ。だってコールガールが妻ならお金払わなくていいもんね」といった声が上がっている。
その後、夫婦の関係がどのようになったのかは伝えられていないようだ。
https://news.infoseek.co.jp/article/japantechinsight_950517/
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