
【ニュース裏表 田中秀臣】イーロン・マスク氏の買収でツイッターが一変 鳴り潜めた左翼的誘導記事 目にすることがほぼなくなったハフポストや朝日新聞
2022/11/15 06:30
マスク氏買収でツイッター上は「平和」になった(ロイター)
米国の実業家イーロン・マスク氏が、ツイッター社を買収し、そのCEOに就いた。マスク氏はまず同社の社員の大規模な解雇に着手した。その余波は、日本法人にも飛び火した。広報担当の人たちが根こそぎ解雇されたという。
このマスク氏の決断は、思わぬ効果を、日本のツイッター利用者にもたらした。それは日本のツイッターのニュースフィードやトレンドから、政治的に左に偏った記事や発言がほぼ一掃されたことだ。
私もこの変化にはすぐに気が付いた。例えば、ニュースフィードでは、ハフポスト、朝日新聞などの記事を目にすることがほとんどなくなった。
ハフポストについては、私はアカウントをブロックしている。だが、ブロックしていても毎日のように読みたくもない偏向した記事がニュースフィードに並んで、正直げんなりしていた。それがまったく表示されなくなったのだ。
それだけではない。左翼的なニュース記事が目立たなくなると同時に、トレンド欄には、左翼系の識者やジャーナリストの発言、または活動家たちのハッシュタグ運動がほぼ鳴りを潜めた。
これは私だけが目撃している現象でないことは、多くの人の発言でもわかった。アニメやドラマ、食や天気の話題、そしてちょっとした時事問題などが、トレンド欄の中心になり、政治的な対立を煽るようなものはほぼ消えた。
真偽は不明だが、どうも以前はニュースサイトに左翼的な記事を率先して掲載していたようだ。ツイッターは事実上のインフラともいえるので、左翼的な誘導を利用者の同意もなく行っていたとしたら問題だ。
とはいえ、この種の偏向は前々から噂されていた。例えば、ツイッターには認証マークというものがある。左翼的な意見をいう人は、フォロワー数が少なくてもこの認証マークを簡単に得ている。
他方で、その人たちよりもはるかにフォロワー数も社会的影響力も大きい、保守系の論客には認証マークがついていない。明らかに政治的な不透明性があった。
日本での政治色の後退を、他のユーザーから指摘されたところ、マスク氏は、「実際に楽しいものこそ最高だ!」と自分のアカウントで答えていた。
もちろんマスク氏のツイッターが今後、成功するかどうかはわからない。中国との結びつきへの懸念、人員を解雇したことでのメンテナンスの不安などがある。いずれにせよ、政治的な偏向の押し付けは御免こうむりたい。
(上武大学教授)
田中 秀臣
経済学者、上武大学教授
https://www.google.com/amp/s/www.zakzak.co.jp/article/20221115-KARJYINB35LIZOM5MHRGPG7LIA/%3foutputType=amp