食料品の値上げが続く中、1日から食用油が値上げされ、大盛りで人気の老舗洋食店は打撃を受けています。
冨樫吉樹記者
「こちらが看板メニューのハムカツ定食です。 すごいボリュームです。 衣のサクサク感と中のハムカツのジューシーさがたまりません!」
JR鶴見駅近くの高架下にあるレストランばーくは、1969年創業の老舗洋食店です。
看板メニューの「ハムカツ定食」は、一切れの厚さがおよそ3センチもあり、最上級のロースハムをたっぷりの食用油で揚げます。 食用油の値上げは、店にとって死活問題です。
レストランばーく河野克夫代表
「前に何回も油は値上がりして倍くらいになっている。 ケチャップやチーズも上がったしどうなるんだろうねだけどなるべくなら値上げしたくない」
これまで店は、わずかな値上げにとどめてきましたが、仕入れ先を変えるなどの工夫は、もはや限界といいます。
レストランばーく河野克夫代表
「もうけは全然ないに等しい。やはりいいものを安く客に提供し、量がいっぱいある。それがコックであり店だと思っている」
こうした思いに20年通っているという客は。
「普通盛りで結構な大盛りなので時間があるときはいつも寄らせてもらっている。 いつも空腹を満たしてくれて感謝している。 このまま続けてほしいhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1967007427c16f3e4e443bfd45f380fadb1fedd6