24万羽以上飼育の福岡市の養鶏場で鳥インフルエンザ感染疑い
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20230301/5010019413.html
ニワトリが相次いで死んでいるのが見つかり、簡易検査の結果、鳥インフルエンザに感染している疑いがあることが分かりました。
県は遺伝子検査を進めていて、感染が確認されれば、県内では過去最多のニワトリが処分されることになります。
県によりますと、およそ24万3000羽を飼育している福岡市の養鶏場で、1日朝、およそ100羽のニワトリが死んでいるのが見つかり、一部の簡易検査を行った結果、陽性が確認されたということです。
県は現在確定するための遺伝子検査を進めていて、感染が確認されれば、この養鶏場で飼育されているすべてのニワトリが処分される予定です。
県によりますと、24万羽以上が処分されることになれば県内では過去最多の数になる見通しで、処分にあたっては自衛隊に災害派遣を要請することも検討しているということです。
県内の養鶏場や農場では去年12月以降、糸島市や古賀市で鳥インフルエンザが発生していて、福岡市でも感染が確認されれば今シーズン4例目となります。
県は、5月ごろまで鳥インフルエンザへの警戒が必要だとして、引き続き養鶏場などに対し消毒など対策を徹底するよう呼びかけています。