大麻成分の入ったクッキーを密売したとして、東海北陸厚生局麻薬取締部が大麻取締法違反(営利目的栽培)などの疑いで、千葉県船橋市の無職、三上周平被告(33)を逮捕していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。同取締部は、自ら栽培した大麻を使ってクッキーを手作りし、交流サイト(SNS)を通じて密売するグループのリーダーとみている。
捜査関係者によると、クッキーを手作りしたとされる密売人の男(28)=大麻取締法違反罪などで起訴=は「1万枚以上を作った」と供述している。
三上被告は自ら集めた客に大麻クッキーや乾燥大麻を売ったほか、グループ内の他の密売人に大麻の栽培を指示したり、ノルマを課して売らせたりしていた。売り上げを管理し、密売人に報酬を与えていた。
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