【解説】車で病院に突っ込んだ71歳の供述「くしゃみで意識障害」の可能性 医師に聞いてみると「理論的にはあるが、一般的によく起きる話ではない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/570870d0cfbe88314da64aa6430c9993044611f0
1日、大阪市生野区の病院に車が突っ込み、通行人2人が死亡した事故。現場付近にブレーキ痕がなく、逮捕された71歳の男は「事故直前にくしゃみをして意識が遠のいた」と供述しているということです。
《くしゃみをきっかけに意識が消失する可能性はあるのでしょうか》関西福祉大学の勝田吉彰教授に話を聞くと「理論的にはあるが、一般的によく起きる話ではない」と指摘しました。
勝田教授によりますと、交感神経と副交感神経のうち、副交感神経に含まれる「迷走神経」が、急な刺激をうけ、いわゆる「過度にリラックスした状態」が発生することがあるといいます。
その結果として血管が開いて血圧が下がり、本来脳に行く血液が行かなくなることがあるというのです。