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【FUCK IS WOMENS MONEY!】息を吸うように売春するマンコたち──歌舞伎町の「常識」 [979264442]
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垢版 |
2023/03/02(木) 18:11:01.47?2BP(6000)

歌舞伎町では今、ホストを中心とし、モテない中年男性を最底辺とする「食物連鎖」が形成されている。若い女性が男に貢ぐために体を売るのは、今や「常識」であるらしい

 いま歌舞伎町で起こっていることは、暴力団の衰退、ホストを中心としモテない中年男性を最底辺とする“カネの食物連鎖”の固定化、Z世代(1996年以降生まれ)の若者たちの台頭、そして「男に貢ぐ」ために息を吸うように売春する女性たちの増加だ。歌舞伎町の多くの女性は失業や低収入ではなく、男に貢ぐために貧困化している。(「はじめに」より)

『歌舞伎町と貧困女子』(中村淳彦・著、宝島社新書)冒頭のこの文章を目にしたとき、いまひとつピンとこなかったことは白状しておかねばなるまい。つまり、それまでの私は、実際そこにあるのであろう“歌舞伎町の現実”をまったく理解していなかったということだ。

もちろん、歌舞伎町の「トー横エリア」で起きていることはなんとなく知ってはいた(つもりでいた)。居場所がなくてそこに集う子供たちのことを痛ましく感じていたし、大人の端くれとしてきちんと考えなくてはならないとも思ってはいた。

だが本書を読み進むにつれ、それらとは別の……いや、別ではないのかもしれないが、こちらの想像をはるかに上回る何かが起こっていることを実感せざるを得なかったのだ。

Z世代の女の子たちが歌舞伎町に流入するようになったのは、当然ながら彼女たちに居場所がなかったからだ。だが、どうやらそれで話は収まらないようだ。著者によれば、そうやって集まってきた女性たちが歌舞伎町で売春するのは今や常識であるらしい。

もちろん、原因はひとつではないだろう。が、最も大きな要因はホストの存在だ。“ホス狂い”になってしまうと、いくらお金があっても足りない「底なし沼」に陥ることになってしまうということだ。

ホストクラブでは、初回のみ1000~2000円という安価で遊ぶことができる。その間、イケメンホストが次から次へと席に訪れ、明るく挨拶して軽妙な会話を展開する。そういった非日常性に惹かれた女性がどんどんホストにハマっていくという構図は、すでに語り尽くされたものでもある。

いずれにしても、そこまで到達してしまうと現実社会に戻るのは難しく、2回目以降にそのホストクラブに行こうとすれば、誰かを指名しなくてはならない。ホストクラブは、一度指名すると、その店では指名したホスト以外を指名できなくなる“永久指名制”だ。

ちなみに女性たちは指名しているホストのことを「担当」と呼び、担当は指名してくれた女性を「姫」と呼ぶらしい。女性の心理につけ込んだ、非常に巧妙なビジネスモデルではある。

「担当に初めて会った日、私すごく酔っぱらっていた。正直、何も覚えてない。顔がいい、くらいの記憶しかないかな。2回目に会ったときは、なんか優しい人だなって。こんな人だったっけ、みたいな。優しいから指名するようになりました。最初は一回の会計が数万円だったけど、なんかだんだんと20万円、30万円って使うようになって、気づいたらいまみたいになっちゃった。担当が喜んでくれるからシャンパンを下ろしちゃう」(85ページより)

ホストクラブに通う女性たちにとって、ホストクラブはホストとの疑似恋愛をするための場である。ホストは女性に恋愛感情を持たせ、恋した女性たちはお目当てのホストに会いに行く。しかしホストには、そんな女性から多くの売り上げを得る目的がある。

『ホス狂い』(大泉りか著/鉄人社)に「ホストにはさまざまな役割を担った“カノジョ”が存在する」という項目がある。ホストの女性たちに対するアプローチは非常に多彩である。同書にはおおよそ、次のように説明されている。
 まず本命のカノジョと思い込ませる「本営」、イチャイチャしたりデートしたりする「色カノ」、ホストがセックス目的の「ヤリカノ」、家を提供してもらう「家カノ」、店に呼ばれることのない「本カノ」、ホストがしんどいことや苦しいことをアピールして同情を誘う「病み営」、友達付き合いする「友営」、女性を育てる「育て営」、営業目的に同棲する「同棲営業」、将来的に結婚を約束する「結婚営業」などがあるという。(99ページより)

次ページは:普通に見える女の子たちが並び、中年男性たちが品定めをする構図
https://news.yahoo.co.jp/articles/f486dbdd5089ab5a09a597e144e816621a8a74ff
0002Ikhtiandr ◆Moraler.M3wv (スップ Sdfa-DLdk)
垢版 |
2023/03/02(木) 18:16:06.59ID:q0m6s0DJd
へー、どこの記事かと思えばニューズウィークかよw
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垢版 |
NGNG?2BP(5000)

普通に見える女の子たちが並び、中年男性たちが品定めをする構図
ホストはターゲットの女性にホストクラブでよりお金を使わせるために、最も有効な関係性を考えて実行するわけだ。

本書においては、そうやって売春の世界に落ちていく女性たちの姿が赤裸々に描写されているのだが、それは昨今ネットに上がることの多い“歌舞伎町裏手の大久保公園と向かいの大久保病院の間の路地の現実”と見事にリンクする。

いかにも売春婦という感じではない“普通に見える女の子”たちがスマホの画面を眺めながらズラリと並び、その周辺で中年男性が品定めをしているという構図。初めてそれを目にしたときは奇妙な気がしたが、その背後には、「ホストに貢ぐために売春をしてお金を稼ぐ」という目的があったということだろう。

つまり、それこそが冒頭に引用した「歌舞伎町の多くの女性は失業や低収入ではなく、男に貢ぐために貧困化している」という一文が意味するところだ。

 歌舞伎町二丁目のホスト街には、女の子たちに限界を超えた消費をさせるシステムができ上がっていた。関わってしまった女の子たちは、唯一の価値である若い肉体を酷使し、過剰な消費に走って最終的には壊れていく。
 ホストを批判するわけではないが、昭和から平成に数々の女性たちを壊してきたアダルトビデオ業界、そして無数の依存症と経済破綻を生んだパチンコ業界は社会悪のターゲットとされて厳しい法規制が入っている。
 令和のホストクラブが同じ道をたどるのは、時間の問題だろうという印象を持った。(132ページより)

そもそも、女性たちの未来を破壊するシステムが当たり前のように存在していることに、私も大きな違和感を覚える。だからこそ今後の法規制には期待をかけたいところである。

なお、ここではホストクラブとホストのリスクにのみ焦点を当てたが、本書における著者の視野と取材力はそこにのみとどまるものではない。最も印象的だったのは、母親からの執拗な虐待、兄からの性被害などを経て歌舞伎町に落ちるしかなかった女性の話だ。

彼女がたどった悲惨な現実は筆舌に尽くし難いのだが、絶望の淵に立ちながら都庁のストリートピアノで好きなピアノを演奏していたとき、闇から這い上がるきっかけと出会う。

とても素敵な話なので、何が起こったのかをここに書いてしまいたいところだ。いや、実は書いてみたのだが、ここで輪郭をなぞるよりも実際に読んでいただきたいので消すことにした。

「ようやく自分を取り戻せた。自分の意見をちゃんと言えるようになったり、自分の人生を生きたいと思えるようになった。これからの人生は自分で決めて、自分で責任を持とうって」(219~220ページより)

ヒントはこれだけだ。前章までの話が生々しすぎるだけに、最終的に大きく救われるエピソード。ぜひとも、実際に読んでいただきたい。

【印南敦史】

『歌舞伎町と貧困女子』
 中村淳彦 著
 宝島社新書
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