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東京大学で行われた研究によって、日本が他国に比べて性行為の未経験者が多く、
性的にも不活発であるにもかかわらず、商業的性サービスを活発に消費している様子が明らかになりました。
日本では性に関する研究が立ち遅れており、全国規模の性交渉の実態に迫った研究は、なんと今回がはじめてとなります。
また今回の研究では異性間に限らず、あらゆる性的指向を有する人々も研究対象とされている点でも、初の試みになっています。
成人男女の性交渉の実態を調べることで日本固有の性の問題や少子化解決の糸口になるかもしれません。
調査ではまず、生涯で性交渉相手がいなかった割合が調べられました。
ここで言う性交渉とは「膣・肛門・口腔」を使った行為が含まれます。
すると全体で女性15.3%、男性19.8%がうまれてから1度も性交渉を行ったことがないと回答。
グラフからは20代や30代での未経験率は女性のほうが低いものの、40代になると同じくらいの値になることが示されています。
この数値は他の先進諸国と比べて大きくなっており、たとえば英国の25~34歳の未経験率を調べたところずっと低く、女性では10%、男性では7%のみが未経験であると答えました。
2015年に行われた研究では、30代での未経験率が男女ともに10%前後であることが示されており、
2015年から2022年の間に未経験率が男女ともに上昇していることが示されました。
これらの結果は、日本人は性交渉の体験について、かなり消極的であることを示します。
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https://nazology.net/archives/122638