ワグネル、刑務所の次はスポーツジムで戦闘員勧誘 その場で身体検査
ウクライナ侵攻に戦闘員を投入しているロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏は2日、スポーツジムを通じた戦闘員の採用活動を始めたとSNSで明らかにした。
ワグネルは恩赦と引き換えに受刑者の勧誘に力を入れてきたが、プリゴジン氏は2月上旬、受刑者の採用は打ち切ると表明していた。米政府は、受刑者約4万人を含めて5万人規模とされたワグネルの戦闘員のうち、約9千人が死亡したとみている。
プリゴジン氏はSNSの投稿で「祖国を防衛する新たな戦闘員を募るため、複数のスポーツジムに拠点を設置した」と述べ、モスクワ市内などで既に採用拠点を設けた、と明らかにした。採用希望者は、その場で身体検査や説明を受けるという。
https://www.asahi.com/articles/ASR334TYLR33UHBI016.html