聴覚障害の女児死亡事故 逸失利益は85%3700万円余判決

5年前の平成30年、大阪・生野区でショベルカーが歩道に突っ込み、
近くの聴覚支援学校に通う井出安優香さん(当時11歳)が亡くなり、
遺族は運転手と勤務先の会社に対して損害賠償を求める裁判を起こしています。

安優香さんが将来得られるはずだった収入にあたる「逸失利益」について、
被告の運転手側が労働者全体の平均賃金のおよそ6割にとどまる
聴覚障害者の平均賃金で算出すべきだと主張した一方、遺族側は障害を前提にせず、
労働者全体の平均賃金で算出するよう求めていました。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230227/2000071390.html