「指定のものだけでも14万円」学校から求められる入学準備品 その負担 本当に必要?
■学校から指定される入学準備品
取材班がお邪魔したのは、三股町に住む、平生(ひらばえ)さん一家。3人の子どもがいて、この春、長女の遥(よう)さんが中学校に、三女の成(なる)さんが小学校にそれぞれ入学する。入学に備えて買ったものを教えてもらった。
(父親・竜さん)
「やっぱり大変ですね。そこそこな出費ですからね」
こちらが小学校に入学する成さんのために購入したもの。算数セットに体操服などは学校から指定されたものだ。
(母親・由菜(ゆきな)さん)
「クーピーやサクラクレパスも指定されたものなんですよ・・・」
このほか、入学後に準備する絵の具セットや鍵盤ハーモニカ。また、学校で指定されないものの通学に必要な文房具やランドセル、それに入学式で着るセレモニー用の服などもあわせると総額は10万円以上に上る。
(母親・由菜さん)
「(お姉ちゃんと)6歳離れているんで、お下がりで使えるか使えないかで言ったら使えない・・・。お下がりは検討できなかったですね」
■指定されたものだけで総額14万円
続いて、中学校に入学する遥さんのために準備したものがこちら。
制服一式が4万8980円、ジャージと体操服が1万8000円、スリッパが1600円など、指定されたものだけで総額は14万円に上った。
(母親・由菜さん)
「指定の中で一番金額でびっくりしたのは、この指定バッグですね。9000いくら(円以上)するので」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c79761dea635c33bf0b2e48b9f193fbfb0bfc62e