対内直接投資とは外資系企業による投資を意味しており、この比率が最下位ということは、日本は外資系企業のプレゼンスが世界で最も低い国であることを意味している。この結果は、経済の規模を考慮すると、外資系企業にとって、日本は世界で最も閉鎖的な国、あるいは最も魅力のない国であることを示唆している。もちろん、この比率が高ければ良いというものではない。また、日本企業が十分な製品・サービスを提供できていると言えるのかもしれない。しかし、最下位というのはいくら何でも低すぎだろう。ちなみに、200位は北朝鮮だ。目を疑いたくなるような結果である (注1)。

https://www.rieti.go.jp/jp/columns/s21_0008.html