眼鏡かけたままで「ととのいます」…耐熱120度「サウナー」向け、強力くもり止め加工 : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230304-OYT1T50171/
前橋市と東京に本社を置く眼鏡チェーン大手「ジンズ」は、サウナでかけたまま使える眼鏡「JINS SAUNA」を全国約470店舗とオンラインショップで発売した。耐熱温度は120度で強力なくもり止め加工をしており、眼鏡をかけたまま視界を十分確保してサウナを楽しめる。
高温のサウナは、フレーム、レンズの変形やさびにつながる恐れがあり、眼鏡を外して利用するのが一般的だ。一方で、裸眼ではサウナ内の時計や注意書きが見づらくなり、段差でつまずいたり、 濡ぬ れた床で転倒したりする危険性もある。
これらの課題を克服するため、同社は1年半をかけて、フレームやレンズとも120度の熱に耐えられるプラスチック素材を使った。
日常生活にもなじみやすいようフレームは太く四角い「ウエリントン」など4種類、色は黒とカーキ、茶色の3種類を用意した。同社は「サウナに加え、銭湯や自宅の風呂での使用もおすすめ」と話している。
レンズ代込みで9900円(税込み)。特殊なレンズのため、注文から受け取りまでに7営業日ほどかかる。問い合わせは、平日の午前10時~午後5時、同社カスタマーサポートセンター(0120・588・418)へ。