LGBTQへの差別むき出しの大川隆法、その死で幸福の科学はどこに向かうか(JBpress)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a45e300ac2efc9a7d60d4baaea86a1652292859d
(前略
大川隆法は一昨年に2度にわたって「群馬・草津温泉で閻魔大王のそばで仕事をしてきた1200年の経験」を積んだ存在とされる「草津の赤鬼」を招霊して、「霊言」を行っている。この「霊言」をそのまままとめた著書が、大川隆法を著者として、昨年5月と6月にそれぞれ『色情地獄論―草津の赤鬼の霊言―』『色情地獄論(2)―草津の赤鬼 戦慄の警告―』として刊行されている。
そこでは「色情地獄論」をテーマに呼び出された「草津の赤鬼」が、最近はLGBTQがかなり地獄にきている、として大川隆法の口と声でこう語られている(なお、LGBTQを巡っては、差別発言をしたとして首相秘書官が更迭され、国会でも議論されていること、また、旧統一教会=世界平和統一家庭連合を巡って宗教法人の在り方が問われているところでもあるので、あえてそのまま引用する)。
■ LGBTQにはなんと「鉄拳制裁」を主張
【何か一昔前は、いちおう「オカマ」みたいな感じ、「オカマ」「レズ」みたいな感じのがちょっとあったけど、最近はもうそんなんじゃなくて、もっとストレートに「LGBTQ」とか言うて、もう「変態を“本態”だとせよ」というような感じの運動が、ちょっと今、地上で多いので、かなり来てますよ。
だから、もう、これらは“釜茹で”だよ。まずは釜茹でから入らないと、あかんですね。
「もう熱々で入ってられない」っていうお湯から出さない。そこから出ようとしたら、頭をカツーンっていわせて、「まだまだ茹で上がっとらん」っていう感じで、まずやらせないと】
つまり、性的マイノリティは地獄に堕ちるばかりでなく、釜茹でにされる、というのだ。その理由についても語っている。
【もうこれは、男女の間を乱しただけの問題じゃなくて、人間として狂うとるんじゃないかと思うものがいっぱい、「人権」とか「権利」とか「自由」とか称してやっとるんだけども】
【こんな奴はねえ、まずは鉄拳制裁しか、もうないんで。釜茹でにして、鉄棒でガンガンに殴って、「ごめんなさい、ごめんなさい」と言い出すまで、まずはやらないと駄目なんで。「ごめんなさい、ごめんなさい」と言い出したら、「何がごめんなさいなんだ」っていうことを言わせる。で、何が違ってるのかを言わせる】
【要するに、自由には責任が伴う。「個人でやっとることは関係ない」と思うかもしらんが、社会に対して影響は、必ずみんな与えるものがあるんだから、悪い影響を与えて、ほかの人を悪に巻き込んだり堕落に巻き込んだりするような生き方をした場合は、その責任はその分だけ余分に増えるんだということだわな】
【こんなのを「戸籍で受け付ける」とかいろいろ言うとるけど、いや、こういうものは、もうそろそろ許さない。「許さない世界」なんで】
■ 「狂っとるんじゃないか?」
また、2回目の「霊言」をまとめた続編では、以下のような語り口が目を引く。
【だいたいさあ、何か、男が男にセックスをするとかいうような、あんな“味噌漬け”みたいなのを「法的に認めろ」なんていうのは、もう狂っとるというのが、なんで分からねえんだ】
【なんで国会議員とかさ、県議会とか市議会で、そんなもんが通ったりするのか。ちょっと狂っとるんじゃないか? だから、もう議員だって狂うとるんだよ。裁判官だって狂うとるんだよ。もう本当に、いやあ、この世が狂っとるから、気をつけないといかん】
さらに、同書の「まえがき」には「幸福の科学グループ創始者兼総裁 大川隆法」の名義で、以下のようにはっきり書かれている。
【今、西欧民主主義国家は「LGBTQ」をなだれを打って合法化しようとしている。日本も同じだ。だが性欲で道を外したものは、来世、色情地獄へ赴く。それは人権擁護とは相容れないものだ】
(後略