パキスタンでもロシアに対抗できるのだから、中国がクレムリンとの交渉で素晴らしい立場にあることは驚くに値しない。パンデミック後の回復を続ける中国向けに割引価格で輸出されるロシア産原油・燃料油は、記録的に急増している。インドに張り合うかのごとく、中国は1月、ロシアのウラル原油を1バレル=13ドル(約1800円)、エスポ原油を同8ドル(約1100円)という大幅な値引き価格で日量166万バレル輸入した。中国が昨年を通じて安価なロシア産原油の輸入に足踏みしていた主な理由は、クレムリンを公然と支持していると見られたくなかったためだ。
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