作家の平野啓一郎氏が7日、ツイッターを更新し「議員辞職を迫るなら立証を」と主張した高市早苗経済安全保障担当相を批判した。
立憲民主党の小西洋之参院議員が公表した、放送法の「政治的公平」に関する文書について、松本剛明総務相は7日、すべて総務省の「行政文書」であると認めた。
当時総務相だった高市氏は、この文書を「捏造だ」と断言。自身に関する記述が事実なら議員辞職する意向を示していた。
高市氏は7日に「文書は不正確だと確信を持っている」と改めて主張。同省文書は捏造との認識に変わりはないとし、閣僚辞任や議員辞職を迫るのであれば、小西氏に立証責任があるとの考えを示した。
平野氏は一連の経緯を報じた記事を貼付した上で「出た、論点ずらし。捏造かどうかが問題だったはずなのに、内容が『完全に正確』かどうか、に話をすり替え当てる」とツイート。続けて「最初からその戦略だったのだろうが、辞職すべし」と斬って捨てた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/db5da5c60b7df8ff8fb5b6f705ea099b60d38849
