日本酒から焼酎・泡盛、海外に魅力広め 輸出好調 コンクールや交流会で後押し
２月下旬、東京都内で開かれたフランスで行われている日本酒コンクール「クラマスター」の交流会。
フランスから訪れた審査員や日本の酒蔵関係者ら約１７０人が集まった。
会場には約１００銘柄の日本酒や焼酎などが並べられ、参加者は香りや味を楽しんだ。
パズ・ルバンソン副委員長は「日本酒を温度で遊ぶのが好き。ぬる燗（かん）にしたり、
料理によっては熱燗にしたり、日本酒特有の個性だ」と魅力を語った。
全国約１７００の酒蔵が所属する日本酒造組合中央会（東京都港区）によると、２２年の日本酒の輸出金額は約４７５億円に達し、
数量も約３万６０００キロリットルと過去最高を更新。１リットル当たりの輸出金額は、１２年の２倍以上となる１３２３．１円となり、高級志向が強い。
一方、海外では焼酎や泡盛といった蒸留酒への関心も高まっている。
クラマスターでは、日本酒とは別に２１年から本格焼酎・泡盛コンクールも新設し、
昨年は１９３銘柄が出品された。 クラマスターの本格焼酎・泡盛コンクールのクリストフ・ダヴォワンヌ委員長は
「フランスでさらに広げていくために、日本の伝統的な蒸留酒を味わい、
共有し、知識を伝えていくことが重要」と語った。（今仲信博）
ソースより抜粋、詳細はソースで
https://www.sankei.com/article/20230307-BHWO6NXKMFPI7GVDMRFXJBAB7Y/
