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2022年度(4-2月)の「飲食業」倒産(負債1,000万円以上)は508件(前年同期比8.6%減)で、前年同期を下回った。ただ、「新型コロナ」関連倒産は330件(前年同期比21.7%増)と増加し、飲食業倒産の64.9%(前年同期48.7%)を占めるほか、急成長で注目された「宅配サービス」の倒産が急増するなど、コロナ禍の影響の深さをみせつけた。
 飲食業の倒産は、2022年11月から4カ月連続で前年同月を上回った。コロナ関連の資金繰り効果が薄れ、客足もコロナ前に戻らず、原材料高や光熱費の上昇、人手不足など厳しい状況が続いている。