元参院議員の「ワタミ」会長は政界をどう見るか 政治・財政改革で持論、岸田首相の評価は?

新型コロナウイルス禍で人々の生活様式は大きく変わった。居酒屋チェーン大手の「ワタミ」もそのあおりを受け、
大幅な業態転換を余儀なくされたという。自民党所属の参院議員だった渡辺美樹会長兼社長は、政界の現状をどう見るのか。
自身の政治経験も含め、政治・財政改革への思いを聞くと、第3子への1000万円給付や移民の受け入れなど、
少子化対策や労働力確保に向けた大胆な持論が飛び出した。そして、岸田文雄首相に対する評価は…。

◇居酒屋事業、コロナ前には戻らず

―コロナ前後で業界はどう変わったか。

ライフスタイルが大きく変わり、居酒屋のニーズが明らかに減った。大きな収益を上げていた3、12月の宴会需要もなくなり、
ワタミも居酒屋から焼き肉店や唐揚げ店といった専門店に中身を大きく変えた。
居酒屋チェーンは頑張ってもコロナ前の8割ぐらいまでしか(売り上げが)戻らないと考えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b81c04d74d0c80c573d00c79b5d5a6f53e7ece8