ガーシー議員 本会議欠席 来週にも議員資格失う「除名」検討へ
国会に登院していないNHK党のガーシー参議院議員は、懲罰処分の陳謝を行う予定だった本会議を欠席しました。参議院では、来週にも議員の資格を失わせる除名処分とする方向で検討が進められる見通しです。
海外に滞在しているNHK党のガーシー参議院議員は去年の初当選以降、国会への欠席を続けているため、先月、4つある懲罰処分のうち、3番目に重い「議場での陳謝」を科せられ、8日の参議院本会議で陳謝に応じるとしていました。
しかし7日に訪問先のトルコで「帰国しない。時期尚早だと判断した」と明らかにし、8日の本会議を欠席しました。
このため8日の本会議では、尾辻議長が「ガーシー議員に対し、公開議場において陳謝の意を表することを命じたが、出席が得られない。ガーシー議員が、院の議決に従わないので、院内の秩序を乱すものと認める」と述べ、改めて処分の審査を行うよう懲罰委員会に付託しました。
懲罰委員会は、丁寧に手続きを進める必要があるとして、ガーシー議員側に弁明する意思があるかどうか確認したうえで、審査を進める方針です。
そして来週にも、最も重い懲罰処分で、議員の資格を失わせる「除名」とする方向で検討が進められる見通しです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230308/k10014001211000.html
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