生活環境課によると、同法違反容疑での逮捕は全国で初めて。大学の研究所から卵が流出して育てられたメダカで、1匹10万円で販売されたケースもあった。
同課は、関係先から遺伝子組み換えとみられる約1400匹を押収。既に廃棄されたメダカもいたが、生態系への影響はなかったという。
文部科学省は8日、メダカは10年以上前に東京工業大から学生が持ち出したものに由来すると明らかにした。同省は東工大に対し、再発防止を徹底するよう文書で厳重注意した。
青木容疑者の逮捕容疑は2022年3?6月、国の承認を得ずに、遺伝子組み換えのメダカを販売目的で運搬したり、育てたりした疑い。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF082QV0Y3A300C2000000/