個人情報が含まれている可能性がある「SDカード」紛失 救急車に搭載のドラレコ用 札幌市消防局 
https://news.yahoo.co.jp/articles/64995f80addaed51c5aa642ceece183ff0b6e14c

 札幌市消防局は8日、個人情報が含まれている可能性があるデータ記録用のSDカード1枚を紛失したと発表しました。

 札幌市消防局によりますと、紛失したSDカードは幌西出張所の救急車に搭載されているドライブレコーダーの、映像と音声が記録されたものです。

 1月15日から16日までの間に対応した出動8件の車両前方の映像データや、消防隊員が医療機関と電話でやり取りした際の、氏名や年齢などの個人情報が含まれている音声が記録されている可能性があるということです。

 1月16日に、この救急車と一般車両との接触事故があり、事故状況の確認のためにSDカードを取り出した後、決められた保管場所に戻されておらず、3月1日に行われた点検で、紛失したことが判明しました。

 データにはパスワードがかけられていて、現在のところ個人情報流出などの被害は確認されていないということですが、札幌市消防局は、個人情報が記録された可能性のある関係者12人に対し、謝罪したということです。

 札幌市消防局は再発防止策として、個人情報を含む記憶媒体などの管理方法の再確認と、職員への教育を徹底するとしています。