「外出時はマスク携帯を」 専門家が5類下の「新習慣」公表

政府に新型コロナウイルス対策を助言する専門家らは8日、5類移行後の日常生活を想定し、「外出時はマスクを携帯して必要に応じて着用」などとする「新たな健康習慣」を公表した。また、医療機関と高齢者施設における感染対策についても見解を示し、面会制限や職員の行動制限は緩和すべきだとした。

「新たな健康習慣」は、岡部信彦・川崎市健康安全研究所長ら12人が作った。2020年当時の「新しい生活様式」は「コロナと共生するにあたって適当とは言えないものが含まれる」として、新たな見解を示すことにしたという。

まず、高齢者が感染しないよう配慮しながら、一人一人が基本的な対策を身につける必要があるとした。基本対策として五つを示し、①体調不安があれば自宅療養か受診②外出時はマスクを携帯して必要に応じて着用③不特定多数の人がいるところでは換気と3密回避④生活習慣としての手洗い⑤適度な運動と食事――を求めた。

https://www.asahi.com/articles/ASR3864YQR38UTFL019.html