高市早苗経済安全保障担当相は9日の参院内閣委員会で、放送法の「政治的公平」に関する行政文書について「明らかに正確ではないと断言できる」と重ねて主張した。2015年に総務相として国会で放送法の解釈に言及した経緯は「前夜に担当課から送られてきた案にペンを入れてやりとりをした」と説明。自身の答弁に関しては「責任を持つ」と言明した。

 高市氏は15年5月、参院総務委員会で、放送法の解釈を巡り「一つの番組のみでも極端な場合は、一般論として政治的公平を確保しているとは認められない」と述べた。
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