思わぬ副作用があるようです。

中国の復旦大学で行われた研究によって、売春の禁止がレイプ発生率の有意な増加をもたらし、逆に売春の自由化が有意なレイプ発生率の減少をもたらすことが示されました。

現在、売春の禁止と自由化についてさまざまな国際機関がそれぞれの立場から声明を発表していますが、禁止や自由化後のレイプ率の変動について言及・予測している機関はほとんど存在しません。

研究者たちは売春は性暴力の代替物としての役割を担っており、不用意な禁止はレイプ率の増加(2倍以上)という、最悪の結果につながる可能性があると述べています。

研究内容の詳細は『Journal of Law and Economics forthcoming』にて掲載されています。

https://nazology.net/archives/122987