『doda X』のCMが「気持ち悪い」と批判殺到、“人を不快にさせる”メカニズムを社会心理学者が解説

「突然だが、君にヘッドハンティングの話がある」「すべての未来は選ぶことから始まっている」
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サイト『doda X(デューダエックス)』のCM。昨年開催されたサッカーワールドカップの放送でもハーフタイムなどにくり返され、現在でも頻繁に流れている。メインで起用されているのは小栗旬。そして“転職に成功した例”として、宇宙飛行士の野口聡一(元・航空技術者)、片づけコンサルタントの近藤麻理恵(元・営業職会社員)、陸上競技監督の原晋(元・営業職会社員)が出演している。
しかし、その“評判”が非常に悪い。
“気持ち悪い”と不快に感じる人が続出のワケ
《小栗がやってるdodaのCMまじで無理 人間の顔がどでかく映るの不快すぎる》
《doda XのCMが不快で不快で…ツイッターでも好意的な意見はほぼ見受けられないのに、流し続けるのはどこの策略?》
《dodaのCMホント気持ち悪いからやめて欲しい 顔を大写しにすな》
《テレ朝日本xコスタリカ戦でわかったことはdoda XのCMが気持ち悪いこと》
(以上、SNS上の声より)
CMでは小栗ら出演者たちの顔が大写しされている。なぜこれほどまでに“気持ち悪い”と不快に感じた人が続出しているのか。
「CMでモノクロ映像というのも珍しいですし、それがホラー映像を連想させ、また恐怖感を抱かせるようなものになっている。アップにしすぎているからか、特に近藤麻理恵さんや野口聡一さんが顕著ですが、すごく黒目がちに映ってしまっている。それが余計に恐怖感に拍車をかけている状況かと思います」
そう話すのは消費者心理に詳しい関西大学の池内裕美教授(社会心理学)。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7fdc5a16339c55590c845c2875f92deb2d3e838f