[東京 10日 ロイター] - ジャパンディスプレイ(JDI)は10日、東浦工場(愛知県東浦町)の建物をソニーグループ傘下のソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(SCK)に譲渡する契約を締結したと発表した。引き渡しは2024年4月1日の予定で、譲渡価格は非公表。
同工場での液晶ディスプレイ生産は、23年3月末までの終了を予定している。2023年4月から建物内に「東浦エンジニアリングセンター」を設置し、設計や試作・解析などの事業活動を継続するという。
賃貸借等契約に基づくSCKからの収入や譲渡に向けた準備費用などを23年4月以降に、建物の譲渡価額と物件引き渡し時の簿価の差額を譲渡損益として25年3月期に、それぞれ計上する見込み。
https://jp.reuters.com/article/%EF%BC%AA%EF%BC%A4%EF%BC%A9-%E6%9D%B1%E6%B5%A6%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E3%81%AE%E5%BB%BA%E7%89%A9%E3%82%92%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC%E7%B3%BB%E5%8D%8A%E5%B0%8E%E4%BD%93%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AB%E8%AD%B2%E6%B8%A1%E3%80%8024%E5%B9%B44%E6%9C%881%E6%97%A5-idJPL4N35I1V2