市議会の席には花…石川・白山市の山田市長死去 横川副市長「穏やかに眠るようにお亡くなりに…」(石川テレビ) - Yahoo!ニュース
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先日市役所で倒れて救急搬送され、意識混濁の状態が続いていた石川県白山市の山田憲昭市長が10日朝、脳挫傷で亡くなりました。71歳でした。

北嶋章光白山市議長:
「本日、令和5年3月10日、山田憲昭白山市長がご逝去されました」

悲しみの中、開かれた白山市議会。山田憲昭市長の席には花が手向けられました。

山田市長は3月6日、公務中に体調不良を訴え、その後市長室に向かう途中で転倒。救急搬送され意識混濁の状態が続いていました。

そして10日午前3時ごろに容体が急変。午前5時に亡くなったということです。死因は脳挫傷でした。

横川副市長:
「おだやかに眠られるようにお亡くなりになられたということで。我々もすごい頼りにしていましたし11万市民の先頭に立って市政のかじ取り役をやっていただいていたので、そういう点では無念の思いでいっぱいです」

すぐに病室に駆け付けた市議は…。

北嶋市議:
「顔を見てしっかりとしたいい顔していたし、本当にお疲れさんやったと。本当は元気で戻ってきて欲しかった」

村本市議:
「これまでは手を握ったり耳元で声をかけると反応があったんですけど、駆け付けた時にはその反応はもうその反応は全くない状態。(手がけたものが)あと1年で日の目を見るという中で本人自身も無念だったろうなと」

山田市長の自宅には訃報を聞いた地元住民が最後のお別れをしようと次々と駆け付けました。

住民:
「お疲れ様しかないわいね」
「白山登山で偶然お会いして2021年9月ですね、本当に元気だったんですけどね健康にも気をつけられて」

地元選出の県議も続々と弔問に訪れました。

車県議:
「本当に長い長い間、政治に尽力されてきて本当にお疲れ様でしたということと、今からはゆっくり休んでくださいということですね」

安実県議:
「人柄がいい方でまだまだ勉強もさせていただきたかったですし、ご指導もいただきたかった」

作野県議:
「早かったなって言ってちょっと早いんないかいやって言ってね。額を触って呼びかけたんですけど、残念です」

横山県議:
「市長選に最初に出た時から支援している1人として、これまで公私にわたって大変ご指導いただいた。そのことに感謝したということですね」

また山田市長が県議だったころから親交があった福村県議は…。

福村県議:
「人間的には素晴らしい人でね。飯たべたり酒飲んだりしましたが、特に加賀海浜産業道路を是非作ろうというときに、当時の山田県議と一緒に谷本知事のところにお願いに行った。そういうことを色々やりましたね」

そして馳知事は…。

馳知事:
「思い出に残っていることはたくさんあります。ありすぎるくらいで何とも言いようがありません。今から実はご遺体にご挨拶に山の方まで行って参ります。行って帰ってきながら山田市長のことを色々と思い出したいと思います」

山田市長の通夜は12日午後7時から。葬儀は13日正午から執り行われます。