国民負担率「五公五民」の天引き地獄なのに…欧米より23%も低い"年金支給額"を毎年減らすしかない残酷な現実
https://news.yahoo.co.jp/articles/c77e3feb691afcb5c62c22dc4cffe28bbc334681
その大きなカギとなるのが、「厚生年金などの支給開始年齢の引き上げ」である。これは過去3年ごとに1歳引き上げられており、2025年には、男性について65歳の上限に到達する。年金部会ではこの支給開始年齢の65歳以上への引き上げについての言及はなく、事実上、行わないという重要な決定がなされたようだ。
しかし、先進国では米国やドイツなどが実施する「67歳」が、支給開始年齢の標準となっている。ここで、米国より平均寿命が5歳も長く、かつ延び続けている日本で本当に65歳のままの低い水準にとどめてよいのだろうか。