「爆発とともに黒煙」カセットボンベ工場で火災 ガス爆発か男性4人搬送1人重傷 近隣住民など24人避難 福島・二本松市（テレビユー福島）
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10日午後3時ごろ、福島県二本松市のカセットボンベ工場でガス爆発が原因とみられる火災が発生し男性4人が搬送されました。このうち1人はやけどで重傷です。また工場の従業員と周辺住民あわせて24人が避難しています。
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警察や消防によりますと、午後2時55分ごろ二本松市でカセットボンベなどを製造する東北東海の従業員から「ガスが爆発して建物火災のようだ」と通報がありました。
これまでに、30代から40代の男性4人が病院に搬送されました。4人は搬送時には意識はあり、このうち1人はやけどで重傷、2人もやけどで重症の可能性があるということです。火災があった工場では卓上用コンロのカセットボンベやライターなどを製造しているということです。
また建物から山林にも延焼し、工場内には大量のカセットボンベがあり、10日午後9時半現在、まだ工場内が燃えていて消火活動が続いています。
現場は、東北自動車道・二本松インターチェンジから南西に約1.6キロ離れた山間部に位置しています。当時目撃した人によりますと午後3時前に、爆発音とともに黒煙があがったということです。
また、この火災で東北道の本宮IC~福島IC間が上下線で一時通行止めとなりました。
二本松市は、工場の半径500メートル以内の住民に避難を呼びかけていて、午後9時半現在で周辺住民20人と工場従業員4人のあわせて24人が近くの住民センターに避難しています。
