竹原の夫殺害事件 妻に懲役5年求刑 広島地裁

 昨年5月に同居する夫の首を絞めて殺害したとして、殺人罪に問われた広島県竹原市小梨町、無職中田妙子被告(78)の裁判員裁判の求刑公判が10日、広島地裁であった。検察側は懲役5年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は16日の予定。

 起訴状などによると、中田被告は昨年5月23日午前4時半ごろ、自宅でネクタイ4本をつなぎ、ベッド脇の手すりに結び付けて夫の光昭さん=当時(85)=の首に巻き付けて引っ張り、窒息死させた疑い。

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