北海道大学大学院獣医学研究院獣医学部門・坪田敏男教授らのチームが、
世界のクマを研究するためのクラウドファンディングを「READYFOR」で実施しています。
プロジェクトの概要はこちらから見られます。
 
世界には3属8種のクマ類が現存していますが、そのうち6種は絶滅が心配されており、彼らの保全は喫緊の課題となっています。
一方で、北海道のヒグマや本州のツキノワグマは生息域の拡大に伴って市街地に出没する頻度が高まっており、人
とクマとの適切な関係を構築することが必要とされています。
 
しかし世界的にもクマの研究者は少なく、
彼らの生理、生態、行動圏などについて分かっていることや社会に伝えられていることは多くありません。
クマ類の保全を進めるには科学的知見をさらに増やすこと、そしてそれらを広く伝えることで、
最終的には「一人一人がクマの保全のためにできる行動」を積み重ねることが必要です。

https://news.biglobe.ne.jp/animal/0311/nlb_230311_3252675414.html