アントニオの歌(虹を綴って) / マイケル・フランクス

三宅 まったく仕事がなく、売れていない時代に多摩テックという遊園地でカラオケ博士という名前で
芝生の客席があるステージで司会をするアルバイトをしていました。
そのイベントの前に幼稚園の運動会がやっていて、その子供たちが一斉に玉入れの球を私に投げだしたんです。
バンバン顔に当たって結局私はステージに出れませんでした。
全て終わり片づけをして、誰もいない芝生の席で大の字に寝転がり
「あぁ俺はこれからどうなるんだろう」と思いながら
綺麗に晴れた青空を見上げ、ステージのスピーカーでこの曲を聴きました。
この曲がかかると辛かったその頃、原点を思い出します。

https://www.joqr.co.jp/qr/article/73204/