ロシアが掌握をねらうウクライナ東部の激戦地バフムトをめぐりウクライナ軍の司令官は「まもなく始まる反転攻勢まで時間を稼ぐ必要がある」と部隊を鼓舞し、ロシア側の侵攻を食い止める姿勢を強調しました。
ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトをめぐってロシア側は猛攻を仕掛け、市内を南北に流れる川の東側を掌握したとみられる一方、ウクライナ軍は川の西側で防衛線を築き、激しい攻防が続いているもようです。

ウクライナ国防省は11日、軍のシルスキー司令官が前線で指揮を執り続けているとSNSで明らかにし、この中で司令官は「兵力を蓄えてまもなく始まる反転攻勢まで時間を稼ぐ必要がある」と部隊を鼓舞したとしていて、ロシア側の侵攻を食い止める姿勢を強調しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230312/k10014005831000.html