太田光、大谷翔平に脱帽「俺も見ないようにしている」11年ぶり小説刊行会見で“太田節”

お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(57)が8日、東京・紀伊国屋書店新宿本店で長編小説「笑って人類!」(幻冬舎、2420円)刊行記者会見を開いた。

 この日に発売となった11年ぶりの書き下ろし。主要国リーダーが集結する“マスターズ和平会議”に極東の小国・ピースランド首相が遅刻しテロによる惨劇を免れ、世界を一つにしようと奮起するストーリー。

 書くきっかけを聞かれた太田は「最初は映画を作ろうとシナリオを書き始めたのが6、7年前…。細かい数字は覚えていないんですけど…私、裏口なもんですから。あっこれ、新潮社じゃないですから」と最初からボケをかまし笑わせた。続けて「それがボツになったので小説にしたいなと3年かけて作り上げた」と、かなりの時間を費やしたことを明かした。

 賞は狙うのか聞かれると「さあ、みなさんの評価次第。今、とりあえず直木賞の選考委員が誰なのか調べてます。何とか…僕、裏口が得意なので裏から手を回せないかなって考えていますね」と再びボケをぶつけた。

 もっかWBCで盛り上がる日本だが太田は「大谷のスゴさですよね。2打席連続3ランはビックリした。大谷選手は今までの野球の歴史とつながっていない。突然変異みたい。あんなの目の前で見せられたら、プロが言うには『大谷のバッティングは見ない方がいい。自信なくなるから』って。それ聞いて俺も見ないようにしている。人間としてのレベルが違いすぎる」と太田節で“規格外のヒーロー”をたたえた。

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