・杉の伐採が進まないのは人手不足
安い輸入材や加工材が主流になってしまったため、日本の林業は衰退してしまいました。林業従事者は減り、しかも高齢化が進んでおり、今や林業は人手不足の産業になっています。伐採できる林業従事者の減少が杉の伐採にブレーキをかけています。

・杉の伐採が進まないのはコストがかかる
安い輸入材や加工材が主流になったおかげで杉の需要は減り、需要が減れば杉の木の価値も下がってしまいます。伐採しても買い手がつかないのであれば、伐採にかかる費用や人件費をまかなえません。このため杉林の持ち主も、杉を伐採できずに放置してしまっています。

・杉林が防災対策に役立っている
杉を伐採して「はげ山」のままにすると、水害や土砂崩れなどの原因になりかねません。杉の木が土砂崩れなどの自然災害を食い止めています。防災対策においては、杉の木も役立っています。

・地球温暖化防止に貢献している
林、森の木々が光合成により二酸化炭素を吸収し地球温暖化を防ぐ役割を果たしていることはよく知られています。中でも杉の木は他の木に比べ二酸化炭素の吸収率がいいと言われており、大量にある杉の木は地球温暖化防止に貢献しています。
https://hotlines.shop/garden-felling/article/7/