岡山県北部の同じ警察署に勤務する警察官2人が、同時期に自殺を図ったとみられることが13日、関係者への取材で分かった。1人は死亡、もう1人は一時重体になったといい、県警が経緯を調べている。

 関係者によると、2月下旬ごろ、20代署員が自宅で倒れているのが見つかり、意識不明の重体で病院に搬送された。残されたメモに先輩の30代署員との金銭の貸し借りをうかがわせる記述があったため、県警がこの署員を呼び出したが、姿を見せず、その後に遺体で発見されたという。

 20代署員は意識が回復しており、県警が事情を聴いている。2人の関係や自殺の経緯などについて県警監察課は「コメントは差し控える」としている。

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