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藤井聡太 勝利をつかみ、ウナギもつかむ 王将戦勝者の記念撮影
https://mainichi.jp/articles/20230313/k00/00m/040/290000c

 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第6局を制し、王将初防衛を果たした藤井聡太王将(20)は熱戦から一夜明けた13日、佐賀県上峰町でスポーツニッポン紙恒例の「勝者の記念撮影」に臨んだ。

 藤井王将が案内されたのは、水を張ったたらいの前。中のウナギを見て「つかむんですか!?」。動揺の色が隠せない。「歴代の王将もやりました」というスポニチカメラマンの殺し文句に、渋々「つかむのかあ」。

 羽生善治九段や佐藤康光九段、久保利明九段ら歴代の王将も、笑顔でウナギをつかんできた。外に飛び出すほど生きのいいウナギに、何度もたじろぐ藤井王将。第6局では見事な角の飛び出しで羽生九段を仕留めたが、初めて食らうウナギの飛び出しには防戦一方。格闘すること5分、ようやく1匹つかみ上げたものの、カメラマンの表情はさえない。それを見た藤井王将はすがるような視線を送るが、「もう一回!」と容赦ない声が飛んだ。

 しかし、コツをつかむのが早いのはさすが藤井王将、すぐに2匹目をつかんで満面の笑みを見せ、王将の洗礼を見事クリアした。

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