Q.そもそも、市販の豆腐には、にがりのような透明な液体に浸した状態で販売されている商品と、豆腐がそのまま入った商品があります。両者は何が違うのでしょうか。

平田さん「透明な液体の正体は、一般的な『水』であり、にがりではありません。パックの隙間を埋める水なので、『パック水』と呼ばれることが多いようですが、『封入水』と呼ばれることもあります。一方、容器に水が入っていない商品は『充填(じゅうてん)豆腐』と言います。

パック水が入っている商品と充填豆腐の違いについて説明します。従来は、『木綿豆腐』『絹豆腐』(これらは『カット豆腐』と呼ばれることが多い)しかありませんでしたが、技術向上により、容器に直接、豆乳とにがりを注入して固める充填豆腐が誕生しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e7fc40dde8932876b87605b6ae2d0db8804f8120