マック、卵不足で「てりたま」を一部休止 代わりは「チーズチーズ」

 日本マクドナルドは14日、卵の目玉焼きを挟んだ春の定番バーガー「てりたま」シリーズの販売を一部店舗で休止していると発表した。鳥インフルエンザの流行により、鶏卵の確保が追いつかないためだ。この代わりに、2種類のチーズを使った「チーズチーズてりやきマックバーガー」を15日に売り出す。

 同社によると、いま販売を見合わせているのは数店舗だが、「今後、店舗数が増える可能性が高くなった」(広報)という。「てりたま」シリーズは「てりたま」「チーズてりたま」「瀬戸内レモンタルタルベーコンてりたま」の3品。このほか、卵を使う「エッグチーズバーガー」や「ソーセージエッグマフィン」にも影響が及ぶ可能性がある。

 「てりたま」は1996年に登場した春の定番品で、今年は8日に売り出し、俳優の吉岡里帆さんを起用してテレビCMを流してPRしていた。例年は朝の時間帯向けに「てりたまマフィン」も出していたが、卵不足から今年は販売を見送っていた。

 代わりとなる「チーズチーズてりやきマックバーガー」は4月中旬までの期間限定で、店頭価格は単品で税込み430円から。「てりたま」などが販売休止となっていない店舗でも取り扱う。
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